竣工検査試験応援で訪問したお客さま。そこの主任技術者から私に問い合わせ電話。竣工検査の翌朝から絶縁監視装置からの漏電警報が出て困っている。どうすればよいのかとの事。話を聞けば漏電監視装置のB種漏電電流と現場での実測の電流計測値が異なるらしい。実測値は月次点検の値と代わらないらしい。他の変圧器のB種電流は計測値と実測値に差異が無いことから、絶縁監視装置本体の不具合ではなさそうである。???そういえば月次点検でクランプ式電流計での測定の際に、CTコア部のかみ合いが悪いと、電流値が多く出ることがあったっけ・・。現地の主任技術者に絶縁監視装置のCTのはめ合いが正しく行われているかを連絡、確認してもらったところはめ合いが正しくおこなわれていなかったらしい。取り付けし直すと監視装置の計測値は実測値と同じになったらしい。LGRの取替を先日行っており、その際にCTコアの取付が正しく出来ていなかったことが原因のようである。
